メッセージを送る活動

メッセージを送る活動って?

リボンの会では平成24年度に、「メッセージを送る活動」に取り組みました。
この活動は、ともに摂食障害に悩む仲間たちや、当事者を応援してくれる人、そしてその周りにいる人たちに、リボンの会のメンバーが「自分が一番つらかった時、助けられた言葉」をプリントしたファイルを届けよう、というものです。

この活動を始めたのは、いつもそばに置いておける「おまもり」として、「できるだけ自然な何かを作ろう」と考えたことがきっかけでした。
これを通じて、誰か一人でも元気になれたり、勇気をもてたりすれば、私たちはとてもうれしく思います。

そこでこのファイルは、どんな立場の誰にも通じる言葉を選び、工夫して作りました。摂食障害当事者から通じる多くの人々にも、イキイキ生きていただけたらいいなという願いからです。

わたしたちは、カウンセラーや医師の方々のようなアドバイスや、医学的知見からの助言をすることはできません。そのかわり、当事者にしか分からない、こころの底にある「複雑な気持ち」を知っています。

そこで、ファイルを手にした人と気持ちを分かち合うために、経験したからこそ知っている、“生きた言葉”をファイルに刻むことを何よりも大切にしています。

メンバー有志でこの活動を進めました

この活動は、基本的にはメンバーが中心となって役割分担をしています。
もちろん、専門的(デザインや製作など)なところはプロの方にご協力いただきますが、一番大切なメッセージづくりをはじめ、この活動を進めるための各種作業をメンバーが行いました。

この活動は、2段階のやり方で進めました

1段階目:初回版(クリアファイル・配布用)を製作しました
 ・コープえひめさんより助成を受け、初回版のファイルを作成しました。
 ・学校等で配布しましたが、少し余裕があります。詳しくはお問い合わせください。

2段階目:普及版(カモフラージュファイル・販売用)を製作しました
 ・頂いたご寄付を原資として、新しいファイルを製作しました。
 ・製作したファイルは販売し、次の「メッセージを送る活動」費に充てています。
 →【販売用ファイルはこちらでご覧いただけます!】

これからも当事者やその周りの方々に継続的にメッセージを届けられるよう、できる限りの努力を尽くしたいと思います。