・407クーペ試乗記

愛車307SWの車検の打ち合わせで、BL(おっと、プジョーに変わったのだった)札幌南を訪問。見積もりを作ってもらう間に、担当の方と雑談。次の車検時の買換え候補の話になり、407について話が及んだ。まだ、2.2には乗っていないが、3.0の6ATのすばらしさは非常に気に入っている。で、2.2もいずれ試乗してみたい旨話すと、「クーペに乗ってみますか?」との問いかけ。即答でOKし、早速試乗してみた。

試乗車のカラーはアルミナムグレー。全体的にみると、セダンより一回り大きくやや鈍重な印象。406クーペのような流れるような洗練さはないが、やはりクーペのボディラインはなかなかいい。
ドアを開けるが、かなり重みを感じる。社内のレザーカラーは標準のセルベール。やや渋めのエンジといったカラーだ。当然、パワーシートでメモリー機能付のところは406と同じです。

車を走らせます。ボディサイズからすると、3.5くらいでも良いくらいだが、3.0でも全く問題はなく余裕のパワーレーン。6ATはとにかく変速ショックもなく秀逸な出来である。ハンドリングもしっかりしており、セダンよりやや固めのサスが、スポーティさを強調している。室内空間もルーミーで後席も大人2名乗車にも十分な余裕がありそうだ。

大柄な分だけフロントの見切りがやや厳しいか?171cmの私にはアイポイントはやや低すぎるように感じる。背もたれを立てて乗ってもやはり低い。シート調節で何とかなりそうな気もするが、ボディそのものにタイト感がないこともあり、私だとやや持て余すように感じた。あとは、タイヤサイズ。18インチが標準なのは、最近では当たり前かもしれないが、ここ北海道ではどうしてスタッドレスタイヤが必要になる。18インチのスタッドレスタイヤ・・・・・お財布に厳しすぎる。

406クーペと比較すると、やはりハード面では407に軍配が上がる。ただ、雰囲気は406のほうが好きだ。「大人が似合う2ドアクーペ」の艶っぽさはやっぱり406クーペのほうが確実に感じる。私にとっては、やっぱり406クーペは特別な存在。あれを越える車は多分、出てこないように思う。

でも、407クーペもいい車だと思いますよ。フォローになってないかもしれませんが・・・・・。





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