407が登場して・・・・


そこそこの日数が経過した。札幌市内ではまだあまり見かけないが、売れ行きは結構好調なようである。3.0の方に試乗したが、2.2の方にはまだ試乗していない。なかなか、試乗車が来ないのでとりあえずインプレを。

外観は、今後しばらくはプジョーブランドの顔になるれあろうフロントマスクが、精悍な印象です。ただ、雪国では速攻で雪がつまってオーバーヒートに・・・・なってしまうようです。このため、雪国用の目の細かネットカバーが別売りされています。
中身では、アイシン製の6速ATの出来のよさでしょうか。非常に気持ちよくショックの少ない変速で、本当にすばらしい。「プジョーもついにココまで来たか」という感想です。

少なくとも3.0においては、BMの5シリーズやアウディのミドルクラスあたりを思いっきり意識した創りですね、これは。足回りはなかなかシックリしていてプジョーらしさは出でます。コーナーの挙動はまさしく“プジョー”です。やはり、プジョーらしさは出てますので好感は持てますが、全体的には、ユーロ圏のスタンダードとも言えるドイツ車を意識するあまり、フランス車らしさが失われつつあるような印象を受けます。PSAグループではシトロエンがフランスっぽさを強調して、プジョーはユーロスタンダードを追従していくような役割分担なのでしょうか。

個人的には、2.2を試乗してから総合判定したいが、いまのところ金額的な面から見て、2.2のSW(スポルト)が一番の買いのような気がしてます。しかし、ホイールが5穴になってしまいこれまでのホイールが使えないのは大きなマイナスだと思うのですが・・・・・。




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