1.マウントハットスキー場
マウントハットスキー場は、ニュージーランドの南島にあるスキー場です。南島の中心地とも言えるクライストチャーチからバスで約1時間でメスべンという街につきます。ここが、スキー場のベースタウンです。スキー場はここからさらに山に上ること約1時間くらいでしょうか(かなり細い、あまり整備されていない道です。ガードレールもない箇所が多く、けっこう怖い道でした)。“雲の上のスキー場”と言うのがぴったり当てはまるスキー場です。スキー場はスリバチ型になっていて、規模的にはそれほど大きくありません。中央のゲレンデ以外は非圧雪の部分が多くいわゆるゲレンデスキーとはチョット違った感覚で楽しめると思います。
私がここを訪れたのは平成8年の夏(日本で)でした。直前のシーズンである3月にルスツスキー場で林の中を滑走中に転倒して怪我をしてしまい(3月のルスツでは丁度技術選の決勝が行われていました。渡部三郎デモの引退試合の日でもあり、急斜面不整地を観戦して気持ちが高揚していたのでしょうか。今思うとなんと無茶なことをしたかと思います。怪我は怖いですよね。)しばらく運動もできなかったので、リハビリ(などという大それたものでもないが・・・・)を兼ねて滑りに行こうと思いたったのです。
海外スキー専門のツアーといえば、もちろん「フェロースキーツアー」ですよね。札幌での説明会で申し込みをし、6日間のコースで行きました。当時のツアーでは、ベースタウンはアッシュバートンという街でした。ここは本当に田舎町でしたが、中心地にはパブやレストランなんかも揃っていて、けっこういい感じの街でした。一人で参加したので、夜は勇気を出してパブへ出動しましたが、毎日通ったおかげで“ハアーイ”と声を掛けられるようになり、いい思い出となりました。
スキーのほうはただのんびりと滑っただけでしたが、足をかばうために日ごろから身体を傾けて歩く癖がついていたようで、内足加重で転んだりすることが多く、その辺の矯正には随分役に立ったと思いました。
スキーのほかにもクライストチャーチ観光ツアーに参加するなど、初めての海外旅行としては満足いくものだったかと思います。下の写真はそのときの写真です。写真で見てもわかるとおり、山の上以外は雪が無く、ゲレンデから見る景色は独特のものがあります。
次回行くときは“氷河ヘリスキー”に挑戦したいですね。
〔サザンアルプス〕 〔クライストチャーチ中心街〕
〔これが“私”です〕
もどる