307SW購入記

平成15年は私にとってはひとつのターニングポイントとも言える年であった。世に言う“転職”を経験したのである。前の会社での理不尽ともいえる転勤辞令を受けたものの仕事に身が入らない私は、かつて生活して非常に良い印象を持ち、かつカミサンの実家のある北海道は札幌に居を構えることとし、会社を辞めて引越してきたのである。
その後、仕事も決まった訳であるが、カミサンの実家に近くなったことで義理の父母と行動を共にする機会が非常に増えた。すると、5人乗りでは「・・・・?」との想いが深まりつつあった。
2回目の車検を翌年の3月に控えた11月のある日、丁度新型のオデッセイが発売になったこともあり、ミニバンへの買換えについてカミサンから提案があった。
しかしながら“プジョー”というブランドを私が非常に気に入っていることはカミサンも熟知しており「プジョー以外はイヤなんでしょ」とのありがたい言葉もあり、買うなら307swとの想いは高まっていた。しかしながら、306Bにとても愛着のある私としては、なかなか決断までは至らなかった。7世代に対するアレルギーみたいなものも多分にあったのかもしれない。

何となく、BL札幌南へ行ったのは11月も終わりの頃。下取りを含めた見積もりを出してもらう。下取価格は約100万であった。5年近くのって100万ならば納得のいく数字である。ただし、これだけでは支払額は高額となってしまった。カミサンは月1万くらいで抑えたいらしく「無理かな」と思っていた。カミサンは近所の某国産ディーラーでウィ○○○の見積もりを貰ってくる始末で、旗色はものすごく悪く「国産に乗るくらいならこのままいく」と断言。後日、ディーラー側より、5年の残価設定ローンで試算すると結構いい数字が出たとの連絡。内容はなかなか良くもう一息でいけるかもしれないと感じた。結局、306を乗り続けても車検代が掛かることを勘案してその分を頭金に上乗せすることと、冬用タイヤのホイールを手持ちのものから流用することでほぼ希望価格となり、印鑑を押したのが12月20日過ぎ。ビアンカホワイトは運良く在庫があり、年明けの1月2週目には納車となった。
私にとっては2台目となるプジョーですが、やはり初対面は感激しました。「白」という色は実は初めてなのですが、なかなかイイですね。活躍が期待出来そうです!!


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